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女性の足はむくみやすい

足は、女性だけでなく、男性もむくむものです。
しかし、足のむくみに悩んでいるのは、男性よりも女性の方です。
なぜ、女性の方が男性よりも、足のむくみに悩んでいるのでしょうか。

これは、女性には「女性特有のむくみ」があるからです。
「女性特有のむくみ」とは、「妊娠」や「生理」が関係したむくみです。

女性の足がむくみやすい理由

さきほど、女性には「女性特有のむくみ」があるため、男性よりも女性の方がむくみに悩んでいる人が多いというお話をしました。
しかし、「女性特有のむくみ」についてお話する前に、むくみのメカニズムについて説明しましょう。

女性は、「女性特有のむくみ」がなかったとしても、男性よりも足がむくみやすい傾向があります。
これは、女性は男性に比べて、筋肉の量が少ないからです。

ふくらはぎには、心臓に向かって足の血液を押し戻す役割があります。
筋肉量が男性に比べて少ない女性は、この心臓に向かって血液を押し戻す働きが弱いのです。

血液を押し戻す働きが弱いと、血液の流れが悪くなり、体内の水分を上手く回収できなくなります。
すると、血管の外側に水分が溜まり、足がむくんでしまうのです。

妊娠によるむくみ

もともと、男性に比べて足がむくみやすい女性ですが、女性には「女性特有のむくみ」もあります。
大きなもので言うと、「妊娠」です。

妊娠中は、足のむくみを感じやすくなります。
割合で言うと、約3割の女性が妊娠中にむくみを感じています。

なぜ、妊娠すると足がむくむのかというと、ホルモンバランスが変化するからです。
ホルモンバランスの変化以外にも、妊娠による運動不足や貧血が原因で足がむくむことがあります。

さらに、妊娠後期には、大きくなった子宮によって足がむくむことも珍しくありません。
子宮が大きくなると、血管やリンパが子宮によって圧迫されて、血液やリンパの流れが悪くなり、足がむくんでしまうことがあるのです。

生理によるむくみ

生理も、「女性特有のむくみ」の原因になります。
実際のところ、多くの女性が生理前になると足のむくみを感じています。
では、なぜ、生理前に足がむくんでしまうことがあるのでしょうか?

生理前に足がむくんでしまう原因は、ホルモンです。
黄体ホルモンというホルモンの分泌量が、生理前になると多くなります。

すると、余分な水分が体に溜まりやすくなり、足がむくみます。
これは、黄体ホルモンに、水分を体に溜めようとする性質があるからです。

しかし、生理前のむくみは周期的なものですから、むくみは生理が終われば消えてしまいます。